【ゾンサガR1話感想】帰ってきたフランシュシュ
はじめに
しばらく更新が滞ってしまった水野愛研究会です。ついに夢にまで見たゾンビランドサガRの放映が始まりました!うおおおおお!!!ちなみに夢にまで〜というのは比喩ではないのであしからず。今期はゾンサガRの感想をできれば毎週ごとに書いていきたいと思います。ネタバレするので見てない人は見ないでね。
リベンジの意味
冒頭で突然愛ちゃんがバイトしてるところから始まったので最初は「え??」という感じでした。一応アイドルアニメだよね?どうなってんの?と。その後前回のゾンビランドサガは!のノリでさくらちゃんが我々にここまでの経緯を教えてくれました。フランシュシュのシングルのあたりが若干メタネタ入ってて面白かったです。ではなく、どん底に落とされた失敗って今のフランシュシュの実力からしたら無茶な箱でライブを結構して大爆死ってことだったんですね...でかでかと爆死って書いてくるの笑っちゃいけないんだけどシュールで笑ってしまう。
まあともかくリベンジというのはアイドルとしての大失敗からのリベンジだったことがわかりましたね。他にも意味ありそうなのでそこは今後に期待しましょう。順当と言えば順当なんだけど妙にシュールなところがフランシュシュらしさでしょう。売れないアイドルがバイトもしている、というシチュエーション自体はそこそこあるんでしょうけどバイト先が個性豊かですね...
まあこの中で接客一番得意そうなのゆうぎり姐さんだよね。たえちゃん除くと一番接客苦手そうなのはサキちゃん。さくらちゃんと純子ちゃんは接客やや苦手でリリィちゃんと愛ちゃんはそつなく接客こなしそう。
巽????
で肝心のプロデューサー、巽幸太郎ですが
飲んだくれてました。これが有能プロデューサーの姿か...?ところで公式サイトにあるリベンジ1話の予告、巽幸太郎の日記では
生きる屍達は、運命の中で蠢きつづけていた。絶望が偽りの仮面をかぶった七つの願いを覆いつくしても。私は肉を突き刺されたあいつを目にし、不敵に笑うだけだった。再び生きる屍に天からの光が差した時、人々は聞くだろう。狂乱の中に響き渡る叫びを。その、反撃の叫びを。―――――《巽幸太郎》の日記より
ってなってましたね。「肉を突き刺されたあいつ」ってぼんじりのことだったんだね...私は火かき棒ぶっ刺された愛ちゃんかな~って思ってたよ...こんなん予想できるか!ちなみに1期1話の日記も比べてみると面白いので是非見てみてください。こうして巽幸太郎の日記を見てみると大体のあらすじに沿っているの、よくできてますね。
にしても1期ではうるさくて理不尽と見せかけて有能だった幸太郎さんもこんなやさぐれるんですね...1ヶ月やさぐれてたってことは1期のさくらちゃんがやさぐれてた時期より長い...大爆死した駅スタライブの時はかなり焦っていたみたいですし幸太郎の掘り下げにも期待が高まってきますね。
リリィちゃんの提案で幸太郎の部屋を探していたときに見つけたテープは爆死したライブで歌う予定だったアンコール曲のものでした。よかよかよかったいで曲作ってるのね...愛ちゃんやゆうぎり姐さんたちが幸太郎は焦ってたんじゃないかと推測してましたがちょっと不穏な雰囲気がします。細々したところでキャラが立ってるのはやはりいいアニメたる証拠ですね。
関係ないんですがさくらちゃんがみんなもの壊したらいかんよって言った直後にギター壊してたのがちょっと面白かったです。個人的には何らかの伏線じゃないかと思ってるんだけど流石にないかな?
突然場面が変わって幸太郎が荒れた海岸にいるシーンに。ここでキービジュアル回収してきたか.........
巽!!!
1期の終盤では「俺が持っとるんじゃーーーい!!」と幸太郎がさくらちゃんを説得(適切な表現ではないですが)してましたが今回はさくらちゃんがやさぐれ幸太郎に「LIVEに来てください」と説得していましたね。さくらちゃん成長したね...あと他のメンバーがアイドルとしての復活を諦めていないのも良い。お前だけだぞ幸太郎。復活LIVEの会場ははじめてLIVEをした会場、GEILSですね。幸太郎さんがいないと会場押さえるのも難しいはずなんで、飛び入り参加OKなここくらいしか押さえられなかったんでしょうか。しかし「俺はもう何もできん」とか酔っ払って「間違えました...」って言っている幸太郎さんを見てると悲しいものがありますね。よりにもよって「俺が持っとるんじゃーーーい!!」でかなり救われたであろうさくらちゃんに「思ったより持っとらんかったな...」って言っちゃうのはかなり残酷。
そりゃさくらちゃんもこんな顔になっちゃうよ...さくらちゃん.........今まで何回も「持っていない」瞬間をみんなで乗り越えてきたのに...復活LIVEは大丈夫なのか?
この2人が出てくるとなんか安心感ありますね。でも周りは...
ところで幸太郎さんは徐福(仮)のところに入り浸っていたようです。この人いったい何なんでしょうね。ゆうぎり姐さんの関係者っぽいですが...幸太郎の時間がないという発言も結構不穏。どう時間がないんだ?ともかく徐福(仮)のおかげで幸太郎もやさぐれ状態から復活!いいぞいいぞ!
目覚めRETUNERをやったっぽいですが会場にいるファンがデスおじしかいないこともあって会場の反応が最悪...そこに幸太郎が到着!!!するんだが会場で乱闘が発生します。治安...
足でドーン!が再登場したりデスおじが強いことが判明したりとても見応えある乱闘シーンでした(?) そして会場全体が乱闘騒ぎになる中駅スタでできなかったアンコール曲を始めます。「アイドルなら歌えー!叫べー!」も「みんな、歌おう」もいいセリフですね。曲名はREVENGE!にしてもLIVEのクオリティも1期とくらべてかなり上がりましたね。モデルがさらにいい感じになってる。そして最後の方でしれっと愛ちゃんと純子ちゃんが視線を合わせてニコッとしているところなんかは細かい。
フランシュシュの復活の狼煙があがり、最後は幸太郎の「おっはようございまああああああああっす!」で締め。1期ではさくらちゃんが絶叫していたおっはようございまあああああすを幸太郎さんが言うのがいいですね。1期はわけわからん状態から大波乱がおこるんだろうなあ、という感じのおはようございますでしたが、リベンジでは復活の狼煙としてのおはようございますという印象を受けました。サブタイもグッドモーニングリターンズSAGAですしね。
次回はサキちゃん回!にしてもこのアニメ展開読めないな...
楽曲の感想
新曲やっぱかっこいいね...題名もREVENGEでかっこいいし合ってる。TVサイズ買ってずっと聞いてます。歌詞も見ていると今のフランシュシュの状況にきっちりリンクしていてやはりフランシュシュの楽曲は信頼しかない。いやあ超かっこいい。全員かっこいいね。はやくOP(EDはLIVEで解禁されたので1回聴いてる)も聴きたい。これから新曲いっぱい出てくると思うと最高だね。
REVENGEの話ばかりしてしまいましたが新曲は1つじゃないというのが今回の重要なポイント。冒頭で流れましたね、『イカの魂無駄にはしない ~小島食品工場株式会社社歌~』が。まさかお前の推しのはじめてのソロ(というと正確ではないけど)は架空の社歌になるぞ、といっても多分放送前までの私は信じないでしょう。この曲も何回も聴いてたらだんだんハマってきましたね、まさにスルメ曲。サキイカ工場の会社の社歌だけにね... I LOVE サキイカ。
小ネタ
個性豊かなフランシュシュのバイト内容
さくら・たえ→牧場
サキ→道路工事
愛→サキイカ
純子→人形の絵付け
ゆうぎり→スナック
リリィ→牛乳配達
コンビニバイトとかいわゆる普通(?)のバイトは少ないですね。永遠の12歳なリリィちゃんの牛乳配達、ゆうぎり姐さんのスナックバイト、サキちゃんの道路工事あたりが比較的よくあるのかな?勝手に私がバイトの定番だと思っているコンビニバイトがないのは佐賀県にはコンビニなんてないよっていう自虐ネタなのか......?
あとおかえリリィは広めていきましょう。
その他おもしろシーン
幸太郎を迎えにいく役目はさくらにしかできませんね。そういえば1期のアイキャッチでも日本酒飲んで酔い潰れた幸太郎さんが描かれていたところあったよね...
純子ちゃん、いつの間にこんな特技を... バイトも人形の絵付けだったし手先が器用...
ここのたえちゃんかわいい。
気になったところ
気づいた伏線っぽいものと今後期待することをまとめていきます。
- 巽「時間がない」の意味 (上と被りそう)
- 2期告知のキービジュアルと同じシーンで巽は何を言っていた?
- やっぱり気になるゆうぎりさんとたえちゃんの過去
- ライブ会場にいた明らかに不釣り合いなメガネの女性
このあたりかな...いまだに巽の目的がはっきりとはわかっていないのもあって巽関連の伏線が多いですね。体操ザムライでも伏線やフラグの類は綺麗に回収してくれたので基本的には信用しています。個人的には1期7, 8, 12話を超えるインパクトのものを期待してるよ!
さいごに
1話はフランシュシュのリベンジ、そして真の主人公、巽幸太郎の再起の物語でしたね。7人+幸太郎でフランシュシュ。いつものフランシュシュ、という感じを出しつつ1期最終話からさらにさくらたちがしていたのが感じて取れてとても感慨深かったです。もっと書きたい内容もあるんですが量が大変なことになりそうなのでこんなところですかね。フランシュシュの行く末は絶対に見守るからな...
それはそうとリベンジが始まると同時にしばらく精神的に不調でラボに行けてなかった私もそろそろラボに復帰します。こっちもリベンジですね、修論に向けて頑張ります。